グループで鍋をすると
「(素材は)この順番で入れて!」
「今が食べ頃」「さあ、早く食べて食べて」と、
鍋を仕切る人が出てきます。
鍋奉行です。
今回の台湾に同行している仕事仲間には、台湾に30回は渡航している、という人がいました。
実はその人が、今回の仕事の仕掛け人であり、日程のコーディネートをしてくれました。
ほかのメンバーは私を含めて全員、台湾初心者でしたから、
必然的に仕掛け人が台湾料理を仕切っていました。もともと日本中の、
いわゆる「うまいもの」に目がない人で、おいしいものを食べるのは大好きという人です。
「ここではコレを食べて、次はここでコレを」
「これは早く食べて」
「やっぱりこの次にはこれを注文しよう」
ずっと、そんな調子でした。
そう、彼は終始、台湾奉行を引き受けていました。
そんな彼が、
「何を食べてもはずさない」
と、言って連れて来てくれた店が「蘇杭」です。
「台大学友会館」という学生会館の2階にあります。
タクシーで連れて行ってもらったので今ひとつ位置がつかめないのですが、
地図でみると、台北の中心地よりも西側、下町的な場所にあるようです。
天井は低めだけれどとても広く明るい店内には8人掛けくらいの円卓が並び、
私が知っているところでは、「四川飯店」みたいな雰囲気です。
高級感もあるし。
隣の席を隠し撮りするとこんな感じです。

台湾奉行が「絶対に食べて」と言った料理がコレです。
「絲瓜蝦仁湯包(ヘチマとエビの小籠包)」
280台湾元(8個)

薄い皮にヘチマとエビが包まれています。
確かに日本では食べられないかも。肉汁ジュワッというより、
あっさりパクッと食べられるタイプです。
あとは、「どれも、うまいんだよねー」と言いながら
次から次へと以下のものを注文。
中国語の料理名の隣はメニューに書いてあった日本語メニュー
「砂鍋醃篤鮮(豚肉ベーコン竹の子のスープ)」
380台湾元

日本語料理名に「ベーコン」とありましたが、
中国ハムでしょう。
「東坡肉(豚の角煮)」
369台湾元

日本でもおなじみの豚の煮込み「トーロンポー」。
向こう側に見えるパンのようなものに挟んで食べます。
「上海砂鍋菜飯(上海風雪菜入りチャーハン)」
150台湾元

雪菜とは漬け菜の一種で、細かく刻んだ雪菜が
パラパラチャーハンに入ってました。
次の2品は私が個人的に気に入った料理です。
「豚足の紹興酒漬け」
240台湾元
すみません、中国語メニューがかけません。

とにかくきれいな煮上がり。
「白っぽい」豚足の煮込みには紹興酒がたっぷり
含まれていることは感じるのですが、それが
決して強くなく、紹興酒を調味料として使っている
いい料理だと思いました。
「芝麻酒醸湯蛋圓(ごま白玉スープ)」
240台湾元

かきたま汁にごま入り白玉団子が入っているのです。
初めて知りました。台湾ではポピュラーなデザートのようです。
酒の香りがきいていて、イメージとしては
甘酒がほんのりきいたシロップに卵をかきたま汁状態に入れてあり、
そこに白玉団子が浮いている、って感じです。
温かいスープで、最後に食べるとホッとします。
台湾奉行が言うように、何を食べても確かに満足度大。
でも今度は、奉行に任せないで、予習をして、
自分でじっくり選びながら食べたいと思ったのでした。
「蘇杭濟南店」
●台北市濟南路一段2-1號1・2F
●(02)2396-3186
●11:30-13:30LO、 17:30-20:00LO









